こんにちわ。「休みの日には誰にも会わず(と言うよりも会えず)、ただひたすら読書」なTomoです。
9月20日から9月23日にかけて、LA時代からの仲間『TEAM LA』の愉快な仲間たちと一緒に、岐阜県関市にいる仲間に会いに「road trip」してきました。
初日に無事、岐阜県関市でアウトドアショップを営む友人と再会出来た我々は、2日目にはまず、『カフェ・ド・ギャラリーアダチ』にて格安で最高なモーニングを食べ、さらにその日のゴールである『板取キャンプ場』へ持って行くための食材を、地方色溢れる素晴らしいスーパー『サピーショッピングセンター』でたらふく買い込みました。
『サピー』を出発し、キャンプ場へ向かう途中で、2014年にもこの地を訪れた今回のメインドライバーであるホーマー・シンプソンのオススメの美濃市へと立ち寄ることになりました。
僕は『サピー』で買った缶ビールを飲みながら、空が広い景色をボーっと車窓から眺めたり、途中長良川の水温をチェックするために立ち止まったりしたけれど、そこまで時間も経たない内に「うだつの上がる町並み」を持つ美濃市に到着。
駐車場もすぐに見つかって、「駐車場代」ではなく、「町並みを維持するための寄付」という素敵な形でお金を払い、散策を始めました。
木造の町屋が、碁盤の目のようにたくさん並んだ町は、観光地にも関わらず、人もそこまで多くなく、とっても静かでした。
メインの通りの建物が切れて路地の遥か遠くに見える山もこれまた素敵なんだわ。
これらの町屋が途切れる事なく建てられていて、正面の2階部分に、隣との境目を表すように作られた壁のようなものが「うだつ」だそうで、一度それを知ったら気になってしまって、しょっちゅう上を向いて歩いてました。
元々は防火壁として作られた物なんだそうです。
マップをもらって、途中店先に「杉玉(すぎたま)」を吊るしてある「造り酒屋」に立ち寄って、蔵の中を少しだけ見せてもらったり、試飲をさせてくれる女将さんに「杉玉」の意味を聞いてみたりしました。
そもそもは新酒の出来具合を示すためのものなのだそうです。確か茶色くなってると「新酒が出来ましたよ」という事がお客さんに伝わるんだそうです。
プラプラ歩いていたら、4人ともお腹が空いてきたので、うなぎのお店を横目に見ながら、魅力的な名前のお店を見つけて結構歩くも、「この夏をもって営業を終了いたしました」と寂しい告知が貼られていてひとまず一緒に寂しがり、結局またしばらく歩いて、メインの通りの1つを曲がった先に看板が見えた中華料理『初野飯店』に入る事にしました。
まさしく「町の中華屋さん」って感じの外観で、同じ建物の2階からは『旅館・初野屋』にもなっているそうで、ワクワクしながらお店入りましたよ。
なんとなくみんなそういうのが食べたくなっていたんだろうと思いますが、決して「今風」ではないけれど、「老舗の味」は素朴で美味かった。
店の前の駐車場にいたら、親父さんが出て来て、美濃市の事をたくさん教えてくれました。
ここに辿り着くまでに1軒お店があって入ったんだけれど、ここは「うだつ」だけじゃなく「和紙」で有名な町なんだそうです。
さらに、僕らが会いに来た友人の住む関市は「刃物のまち」なんだそうで、そう言えば前日の夜、ホーマー・シンプソンが友人と「去年買った包丁がどうのこうの」と話してた時にそんな事をチラッと話していたような。
とにかくおじちゃんおばちゃんが切り盛りしている温かいお店でした。
観光地だけれど、地元色たっぷりのお店に入ってみるのも良いもんですな。
本気でお腹がいっぱいになっちゃって苦しい僕らは、散策を始めてすぐに目を付けていた豆菓子専門店『豆吉本舗』へ。(チェーンなんだ!)
このお店は「豆菓子専門店」と名乗っているだけあって、ものすごい種類の豆菓子があり、さらには全て試食が可能!
おじさまが1人いて、スイーツ系だおつまみ系だの豆菓子を種類別に分けられたガラスジャーから専用のトング(?)を使ってどんどん食べさせてくれます。
他のお客様が「これこれを食べてみたいです」と言うと、僕らにも「いかがですか?美味しいですよ!」ってな感じでどんどん勧めてくれます。
「出来ればこの時に缶ビールを持っていたかった...」と後悔しちゃうほどにおつまみ系も充実。
お腹いっぱいになっちゃってたけれど、ものすごくたくさんの種類を食べちゃいました。
静かで美しい町並みと、、お腹も相当満たされて、癒されて駐車場に戻った我々でした。
Have fun!!